認知症対策を行う西条市のデイサービスこもれび
「デイサービスこもれび」では、ご利用者様の認知症の維持・改善を図るため様々な取り組みを行っています。認知症の方々は短期記憶が無くなっても、その時に受けた感情は残ると言われています。悪感情はBPSD(問題症状)を引き起こします。人は生きている間は、できるだけ自立した生活をしていただきたいと思っています。
西条市のデイサービスこもれびの認知症に関係する資格
(介護保険認知症加算対応デイサービス)
- ブレインマネージャー2級 6名、(1月に全員1級を取得予定)
認知症の「リハビリ」「ケア」「コミュニケーション」の知識等を習得する資格 - きらめき認知症 トレーナー 1名、 シスター 4名、
認知症について学習し、紙芝居やパワーポイントのデータを用いて、施設職員、ご家族、地域の方々に認知症の正しい知識等を伝えることのできる専門職の養成を目的にしている。 - シナプソロジー インストラクター 5名
シナプソロジーで有名なフィットネスクラブ、㈱ルネサンスが作成した認知機能向上プログラムである。(デイサービスこもれびは、㈱ルネサンスと契約をして、プログラムの提供を受けている) - 公文学習療法 マスター 3名、 実践士 5名
公文学習療法センターが東北大学の川島隆太教授と長年研究を重ねてきた療法である。(デイサービスこもれびは、公文学習療法センターと契約をして指導、助言および教材の 提供を受けている。) - 認知症介護実践研修修了者 1名
- 認知症ライフパートナー(基礎、応用の2資格) 1名
- 認知症ケア指導管理士 1名
- 中学校音楽教諭2級普通免許 1名(音楽関係担当)
- 認知症心理カウンセラー資格 3名
西条市のデイサービスこもれびの認知症対策「きらめき認知症トレーナー及びシスター」
きらめき認知症トレーナー及びシスターは、施設職員、ご家族、地域の方々に認知症の理解を深めていただくために、認知症のことを分かりやすく説明できる介護職員等を養成するための資格です。認知症対策として最も大切なのは、人とのかかわり方であり、関係性だと言われています。そのためには、認知症に対する理解とかかわり方を学習することが最も重要となります。
きらめき認知症トレーナーはスライド等を使用して90分の説明ができる資格です。きらめき認知症シスターは紙芝居を使用して30分の説明ができる資格です。
代表 渡辺 哲弘 滋賀県)
西条市のデイサービスこもれびの認知症対策「ブレインマネージャー」
ブレインマネージャーとは、認知症の正しい知識や好ましいケアについて学び、それらを病院や介護施設だけでなく、地域活動や自宅で活用するための資格です。ブレインマネージャーの3本柱となるのが、「リハビリ」「ケア」「コミュニケーション」です。これらを実践する際に最も重要なのは、認知症の方に寄り添い「不安」を取り除くことです。
認知症の方と楽しくコミュニケーションしながら取り組むため、川畑式メソッド認知症予防カードプログラム実施しています。その他パズルプログラムやゲームプログラムも組み込まれています。
(株式会社Re学、 代表 川畑 智、 熊本県)
西条市のデイサービスこもれびの認知症対策「脳ポチ」
認知症の治療は認知機能の改善と生活の質(QOL)の向上を目的として尺物療法と非薬物療法を組み合わせて行います。そして認知症の方に対する非薬物療法による介入には認知機能訓練、認知刺激、運動療法、回想法、音楽療法、日常生活動作(ADL)等があるとされています。
脳ポチは手と目の協調性、計算、短期記憶、ストループ課題で構成された前頭葉機能の簡易評価と機能トレーニングソフト及び大型(32インチ)タッチパネル形式PC機器をパッケージしたトータルトレーニング装置です。
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策のための軽度の運動
認知症に最も効果のある対策は、有酸素運動による脳の血行促進だと言われています。
「デイサービスこもれび」では午前中の1時間程度、各種体操を実施しています。
- ラジオ体操
- 体操の定番です。
- 呼吸体操
- 腹式呼吸と胸式呼吸を武道熟練者が指導しています。自律神経も調整します。
- スロー空手式ストレッチ
- 空手の動きを使ってゆったりとストレッチ運動を行っています。
- 座位による簡易な太極拳体操とヨガ体操
- イメージ・想像力や脱力、集中力等も駆使します。マインドフルネスの効果もあります。
- 手指体操
- 指から脳の活性化を図ります。脳から1度に2つの指令を出すトレーニング(デュアルタスク)も実施しています。
- 棒体操
- バランスの取れた広告用紙で作った手作りの棒を使用します。
- 首・肩の体操
- 「涙そうそう」の音楽を使用しています。癒されながらのゆったり体操です。
- 足の体操
- 最後は「365歩のマーチ」を使用しています。少しアドレナリンを出してもらいます。
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策の音楽を用いた取り組み
音楽大学(声楽)の出身者が、音楽を用いた様々な取り組みを展開しています。音楽活動の動画はこちら→
- 毎日10分から15分ほどみんなで歌を唄います。伴奏は電子ピアノによる職員の即興演奏です。2週間で曲が変わります。(4曲程度)1年で96曲の歌を唄います。
- 1週間に1度、音楽療法的レクリエーションを行っています。現在は、打楽器演奏が中心となっています。歌謡曲・抒情歌・民謡も歌います。また、歌に合わせて体操も行います。
- CD300枚、DVD100枚の内から厳選された曲を随時再生しています。
- 癒しの音楽を使用し、回想法や瞑想法等を実施しています。
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策のレクリエーション(毎日実施)
午前中にテーブルレクリエーションを、午後からは動きのあるアクティブレクリエーションを毎日必ず行っています。テーブルレクリエーションで頭の体操をします。アクティブレクリエーションでは、体を動かし脳の血流を良くします。それにより空間認識能力・判断力・理解力・記憶力等々の改善を図ります。どちらのレクリエーションも40種類ほど道具と方法を準備しています。ご利用者様が「やらされ感」を持たれることのないように、レクリエーションの内容を絶えず精査し、レクリエーションの進行役であるリーダーと手助けをするサポーターの役割と真剣さを常にチェックしています。
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策の余暇活動(毎日実施)
余暇活動の時間は作品作りを行っていますが、認知症対策として次のような取り組みも実施しています。
- クッキング
- ぬり絵・ちぎり絵等
- 園芸療法
- 計算・漢字ドリル、パズル等
- ペグボード・数字盤・オセロ・回想法カード・トランプ・花札・ねじ込みボード等
- 買い物・外食・外出等(機能訓練の一環です。)
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策のシナプソロジー
(株)ルネサスと会社契約を締結し、シナプソロジー(認知機能向上プログラム)を毎日10分~15分程度実施しています。シナプソロジーは五感や認知機能へ新たな刺激を与え、それに対応することで脳を活性化するプログラムです。3か月ごとに(株)ルネサスより新しいプログラムが送られてきます。(株)ルネサスと「シナプソロジー普及会 法人会員契約」を締結し、「デイサービスこもれび」の職員は「シナプソロジーコーポレートインストラクター」の資格を6名が有しています。
シナプソロジーの詳しい情報はシナプソロジー研究所のウェブサイトでご覧ください。
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策のくもん式学習療法
学習療法実践士1名と学習支援者(ご利用者様)2名がコミュニケーションをとりながら、音読や簡単な計算を行うことで前頭前野を活性化し、認知症の維持・改善を図ろうとするものです。学習療法を行うことで、ご利用者様の自信・意欲・誇りを引き出し、ご利用者様の自立支援に役立てます。
(株)公文教育研究会学習療法センターと「学習療法導入実施契約」を締結しています。「デイサービスこもれび」の職員は学習療法実践士(7名)と学習療法マスター(3名)の資格を有しています。
公文式学習療法のウェブサイト
西条市のデイサービスこもれびが行う認知症対策の俳句教室
外部から俳句の先生をお招きし、1か月に1回俳句教室を開催しています。右脳で情景等のイメージを膨らませ、左脳で5・7・5調に言葉を整えていく。認知症対策としては大変有益なツールです。
- (高橋ヒサ子 句)還暦の吾子と連れ立ち初詣で石鎚山を股間に置きて秋の虹 剪定の木々と語りて一日暮れ
- (森トラミ 句)春立つや夫の写経の筆のくせ秋天へ棟上げの槌響きけり久方の友への文も師走かな
- (矢野幸代 句)うたた寝のたのしき夢や春炬燵閑かさや鶯背山に前山に自販機の缶落つ音や山眠り