蝉は一心に鳴きます! 必死に一所懸命に鳴きます!! 悲壮感と儚さを感じます!!!
「デイサービスこもれび」の本日の朝の風景です。強い日差しの中、「蝉」がけたたましく鳴いています。日中は少し音量が落ちますが、朝は元気いっぱいです。「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」、松尾芭蕉の俳句です。夏が訪れる頃に「にいにいぜみ」が鳴き始めます。続いて「あぶらぜみ」に、「みんみんぜみ」、「くまぜみ」、「ひぐらし」などの大合唱があり、夏の終わりには、「つくつくぼうし」のしんみりした声が胸にしみます。今、外では「しゃお しゃお しゃお」という鳴き声が聞こえてきます。「あぶらぜみ」です。「あぶらぜみ」は、2年~5年の間 地中で過ごします。思う存分鳴けるのは、1週間~1か月と言われています。見方によれば本当に「儚い」ような気がします。ただ蝉たちは、一心に一所懸命、必死に悲壮感を持ったように鳴いています。 (所在地:愛媛県西条市小松町大頭甲118-2、デイサービス)