理由を探る認知症ケア! 手立てと見立て!! 介護者目線から利用者目線へ!!!
先日、2月13日、土曜日に「理由を探る認知症ケア」入門編、基礎編のオンラインセミナーを受講しました。講師は「ペ・ホス」さんです。高齢者介護において、「かかわり方を180度変えてみることも必要である。」と言っていました。いわゆる介護者目線と利用者目線を交互に変えてみるということです。理由を探って根拠を増やすことの重要性の説明もありました。介護者は、困難事例があると、「どのように対応したら良いか。」いわゆる「手立て」ばかり考えるが、「どういうことをアセスメント(評価・査定)したらよいか。」つまり「見立て」を考えることも大切だと説いていました。これが「理由を探る認知症ケア」です。最後に「理由を探るための四つの引き出し」について話がありました。①身体的要因(発熱、空腹、寝不足、便秘等)、②心理的要因(寂しい、怒り、不安、嬉しい等々)、③環境的要因(気温、明るさ、音色、景色、一緒にいる人、等々)、④個人的要因(生活歴、習慣、好み、性格、趣味、特技、等々)これが、四つの引き出しで、これをもとに理由を考え、根拠を増やそうとのことでした。