「認知症」を学べ! 「寄り添う」とは何か!! 介護専門職員よ学べ!!!

1年あまりコロナ禍の影響が続いています。本当に苦労の連続です。ただ、東京や大阪でしか聞くことのできないセミナーや研修会に参加することができています。いわゆるオンライン研修です。特に「認知症関連」の研修に特化してきました。この1年間で純然たる研修(旅費、時間外手当等を除く)の参加料だけで130万円ほど支出しました。その内、ほとんどが認知症に関わる研修でした。「こもれび号」という飛行機が離陸し、安定した空路に乗るまで私(代表)が引っ張っていこうと決めています。さて、3月20日、土曜日に「日本通所ケア研究会」主催の「実践!認知症ケア研修会」を受講しました。当然、オンラインです。「こもれび」の事務所から参加しました。介護の専門職は、学ぶ→感じる→活かす、の順番なので「予測介護」が可能です。非専門介護職員(家族や地域の人たち等々)は、感じる→活かす→学ぶ、という順番になり「後手介護」になってしまいます。専門職員は、非専門職員に「認知症」に関し、理解を深めていただくためにも分かりやすく説明する義務があると思います。専門職員はできるだけ学習をしなければと、決意を新たにしました。さて、感情は元来、興奮させないと記憶は働きにくいものです。故に、記憶を高めるためには、良い意味で感情を興奮させる必要があるということでした。そのためには、「褒める、感謝する」それもオーバーにです。心を揺さぶりまさす。扁桃体を通じて海馬を働かします。「寄り添う」ということについてもお話しがありました。「時間、場所、思い」をお互いがした時、そこに「寄り添い」が生まれてきます。単に「時間、場所」のみの共有なら、それは「付き添い」にしか過ぎないそうです。介護職の一番の役目は、認知症の方々に「安心」を作ることだとも言われていました。

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