桜と武士! 菜の花と蝶!! 桜と菜の花!!!
「鶏頭の 14・5本も ありぬべし」正岡子規の俳句です。評価が分かれるそうです。鶏頭の花が咲いている風景、それとも14・5本、この数が絶妙という批評が多く見受けられます。私もある場所に咲いている桜の木が好きです。毎年、写真を撮ります。別段、豪華でもなく、華やかでもない。かと言って桜の花なので地味でもありません。そして何より心惹かれるのは、桜の木の下に咲いている菜の花です。桜の花の幻想的なピンク色と菜の花の明るい黄色、このコントラストがとても心地よく、私は好きです。そして3本という本数が美的感覚をいっそう刺激します。桜の花のピンク色と菜の花の黄色、メルヘンタッチな感情を3本という数の質素さが、妙に私の気持ちを落ち着かせます。こんな介護を、このような福祉を私は目指したいのかもしれません。