察しと集中!呼吸力とコミュニケーション力!!「声なき声」を聴く!!!
新型コロナウイルスの第2波の感染が始まったとの観測もあります。ただ、慌てることも、うろたえることもなく、今まで通りやることをやり、石鎚の山の如く泰然自若として淡々と生きていこうと思っています。前回もお話しましたが、高齢者の方が危険な動き方をした時、いかに静止する行動に出るかと言う事でした。介護ロボットと人間の違いです。ロボットは高齢者が動き、それを感知して静止する行動に出ます。高齢者が動くのが先です。人間は二通りの動き方をします。1つ目は、微妙な少しの動きに対して、その後の動きを予測して始動します。例えば、ボクサーがパンチを避ける際、拳を見るのではなく、肩や足の微妙な動きを感知し、パンチの動きを予測して動くような行動です。限りなく同時に動いたように見えます。ただその行動は、紛れもなく高齢者の動きが先になっています。高齢者の動きを見て、静止する行動に移っています。2つ目は、目に見えないものを感じて動くことです。例えば高齢者の目です。目は口ほどに物を言います。目を見て、その後の高齢者の動きを瞬間的に察知し、予測します。また、気配で動くこともあります。高齢者の動こうとする気持ちや気を察知して、静止する動きに出ます。これなら同時もしくは、高齢者の動きより先に静止する動きに出ることができます。この動きをするためには、研ぎ澄まされた感性と言う名のアンテナを必要とします。この感性と言う名のアンテナは、コミュニケーション力(りょく)の基本になるものだと思います。以心伝心、相手の気持ちを察する事ができます。「声なき声」を聞くことができます。この感性の作り方、鍛え方の幾つかを動画にしました。大切なのは、集中力と呼吸力だと思います。