あとから来る者のために(坂村真民)! 新たな「絆」「連帯」のために!!

超高齢社会、少子高齢化、極端な人口減少、新たな感染症、自然災害、等々お先真っ暗な社会しか見えてきません。年金制度の破綻、医療保険制度の崩壊、介護保険制度の倒壊、こんなことが囁かれ始めています。いやもうすでに新聞紙上等で賑わい、大合唱となっているようです。果たして今の我々が共有している価値観、人生観、世界観、等々で、これから変わりゆく日本において子供や孫の世代が、幸福感や満足感を持つことができるのだろうかと心配になり、真剣に考える時があります。私達は右肩上がりの経済成長のみを良いとする価値観に飼いならされ、利己主義の奴隷に成り下がってきたようにも思われます。後世への思いやり、ここから新しい形の「絆」「連帯」が生まれ、明るい未来が形成されるかも知れません。坂村真民さんの詩に「あとから来る者のために」というものがあります。「あとから来る者のために 田畑を耕し 種を用意しておくのだ 山を 川を 海を きれいにしておくのだ ああ あとから来る者のために 苦労をし 我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ あとからあとから続いてくる あの可愛い者たちのために みなそれぞれ自分にできる なにかをしてゆくのだ」、ギブ(与える、親切にする) アンド テイク(貰う、親切にされる)ではだめなのかも知れません。後世に対しては ギブギブギブ アンド テイク という生き方が必要なのかも知れません。私達自身の幸福のためにも。

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