認知症は別世界のものではない!我々の健康、生活の延長線上にあると知るべし!!
8月24日土曜日に、京都府の日本海側にある与謝野町から「生活リハビリの達人」松本健史先生が、職員研修のため今月も「デイサービスこもれび」に来られました。今回は、手の麻痺の程度をジャンケンで分かる検査の仕方を教わりました。麻痺のある方々にとってジャンケンの難易度は、グー、パー、チョキの順番だそうです。グーとパーは指全部が同じ動きをするので、共同運動といいます。チョキは伸ばす指とたたむ指があるので分離運動といいます。チョキができればかなり回復が望めます。最後に認知症についてのお話がありました。認知症は、病気のによる分類(アルツハイマー、レビー小体、等々)よりも、心のありようによる分類(葛藤型、回帰型、遊離型)を参考にしてケアするほうが良いのではと言われていました。認知症を健常者と別世界のものと考えるより、健常者の延長線上にあるものとしてケアした方が優しく分かりやすいケアになるからだそうです。そういえば、私にも葛藤や回帰や遊離といったものが存在しています。今回も有意義な研修でした。