福祉のあるべき心構えを「牡丹の花」が教えてくれました。
気持のよい、爽快な季節の「春」も終わろうとしています。季節も「穀雨」たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころです。15日も経てば、季節も「立夏」へと移っていきます。「デイサービスこもれび」の畑に植えている「牡丹」の花が咲いています。牡丹は「百花の王」と言われています。確かに「俗」なものを寄せ付けない「気品」が感じられます。「自己確立」といったイメージです。「自己確立」、人の意見を聞き大切にするが、最後はしっかりした自分の考えで判断を下す。福祉人として大切な心構えだと思います。牡丹の写真を撮っていてもう一つ発見しました。一つの「牡丹」にも見る角度によってさまざまな表情があります。人も見る角度によって色々様々に見えるのだと思いました。いや、見なくてはいけないのだと、自分に言い聞かせました。物事は「表裏一体」「清濁併せ呑む」、人も見る角度によっては「良い人」に見えたり「悪い人」に見えたりもする。人は「良いところ」もあれば「悪いところ」もある。それをすべて受け入れる。福祉に携わる者としては最も必要な見方、心構えだと思っています。「牡丹」の花が教えてくれました。