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認知症にとって一番大切なもの! それは関わり方!! 「扁桃体」に気持ち良い風を吹かせよう!

先週の土曜日と今週の日曜日に、「ブレインマネージャー」と「ブレインツアー」のセミナーを受講しました。熊本県にある「㈱Re学」さんが主催しています。「ブレインマネージャー」は認知症に対するリハビリ、ケア、コミュニケーションを、「ブレインツアー」は認知症と脳の関係について学びます。最初に受講して1年6か月が過ぎようとしています。この間、約150時間ほど両セミナーを受講しました。先日のセミナーでは、「アルツハイマー型認知症」では最初に「海馬」が傷害されます。海馬は「記憶の固定化」と「記憶の想起」という二つの働きがあります。いわゆる一次記憶をするだけでなく、記憶を思い出させる二つの役目があるということです。それも一時的な感情にひもづく一次記憶に関与するということです。良い感情が伴えば記憶が促進されます。そして感情を司っているのは、海馬の前にある「扁桃体」というものです。「アルツハイマー型認知症」は「見当識」も侵されます。これは「海馬」と同時に「後部帯状回」、「楔前部」、「体性感覚連合野」等も障害されるからです。「アルツハイマー型認知症」は関わり方で行動心理症状、いわゆる問題行動が少なくなると言われています。