地域包括ケアとは! 地域まるごと病院化!! いや地域まるごと福祉施設化です!!
本日、アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)のオンライン研修を受講しました。その中で「地域包括ケア」についての分かりやすい説明がありました。何かあったら病院へという風潮と1973年の老人医療費無料化当により入院患者(特に高齢者)が増加しました。そこで緊急性の低い方は「退院」してもらい、医療者が地域を回り始めました。「地域包括ケア」は、「地域まるごと病院化」から始まりました。ただ、自宅での生活には「医療モデル」は通用しません。自宅の生活は「生活モデル」でなければなりません。病院のヒエラルキー(階層制、階級制)は自宅生活には受け入れられません。病院だけで通用するものです。医師がトップでは、「生活モデル」は機能しません。「地域包括ケア」は「地域丸ごと福祉施設化」です。地域を福祉施設に見立てた時、「デイサービス」は地域交流スペースや共有部分でのリハビリ、入浴等に該当します。そこを見据えて何ができるでしょうか。
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