マズローの欲求５段階説と認知症対策！西条市のデイサービス！

アメリカの心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を５段階で理論化したものに「マズローの欲求５段階説」というものがあります。マズローは一番下の欲求が満たされると、その上の欲求に、そこが満たされるともう一つ上にと移って行くと考えました。生理的欲求→安全の欲求→社会的欲求→承認（尊重）の欲求→自己実現の欲求、の５段階です。３番目の「社会的欲求」は、自分が集団の中で必要とされている存在であると望む欲求です。４番目の「承認の欲求」は、自分が集団から価値のある存在と認められたいという欲求です。認知症の方々は、ご家族にあるいは施設の職員に、これらの欲求を満たされてもらっているでしょうか。ＢＰＳＤ（行動心理症状、問題行動）は、これらの欲求が満たされていると、少しは減少するように思われます。（所在地：愛媛県西条市小松町大頭甲１１８-２、デイサービス）