「生活リハビリテーション」、今回はzoom会議! 認知症には、水分と排便!! 「排便最優先の原則」を思い出せ!!!
先月になります。1月29日に「デイサービスこもれび」で月例の「生活リハビリ研修」が実施されました。講師は京都府与謝野町在住の生活リハビリの伝道者「松本健史先生」です。今回はオンライン研修、zoom会議といたしました。まず、利用者様を対象にしたリハビリ演習を行いました。その後、認知症そして居場所と役割作りについてのお話を聞きました。今回の研修のメインは「排泄(排便)」でした。便秘には「大腸性便秘」と「直腸性便秘」があり、施設等で多いのは「直腸性便秘」と言うことでした。便は直腸まで来ると、自己収縮、排便反射により排便を催します。ここで注意を要することがあります。一つは意思表示のできない高齢者の方です。もう一つは「チョット待って」と言ってまたすことです。直腸に便がたまりすぎると便意がなくなり、排便反射や直腸の排便反射がなくなります。認知症の方々の90%程は、水分不足か便秘によってBPSD(行動心理症状、問題行動)は引き起こされると言われています。介護の格言にもあります。「排便最優先の原則」です。「デイサービスこもれび」は排泄、特に排便には気をつけてケアをしています。