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桜が咲きました。山も笑っています!!

今年も桜の時期がやってきました。二十四節気の「春分」の次候は「桜始めて開く」です。桜にまつわる言葉は様々で、咲く花を見物しに尋ね歩くことを「桜狩り」、あるいは「花巡り」と言います。曇れば「花曇り」、寒ければ「花冷え」、ちらちらと舞い散る花びらが、辺り一面に散り敷かれた様子を「花筵」(はなむしろ)と呼びます。本当に風情があります。本日、「デイサービスこもれび」の近辺にある「桜」を見物に行きました。「桜狩り」です。私が好む「花巡り」の場所が2か所あります。1か所目は、満開になった桜の木の下に黄色い菜の花が咲いている所です。桜の木は3本です。淡いピンクの桜の花と明るい黄色の菜の花のコントラストが何とも言えない郷愁の世界へと誘います。しかも、3本という控えめな本数が、昔の童画の世界へと誘ってくれます。2か所目は「花筵」です。私は満開の桜の花も好きですが、散った多数の桜の花びらが作る「メルヘンのじゅうたん」が、天空から下界に降りた天使のようにも見えます。桜の木が悠久の時を刻み、桜の花の中にある遊具で子供たちが遊ぶ、喧騒の時間を忘れさせてくれる夢の世界がそこにはあります。潔い桜の花は、長くは待ってくれません。桜の花が散ると、祭りの後の寂しさに似た感じをいつも覚えます。「デイサービスこもれび」の近くには、まだ夢のある世界がたくさん残っています。