認知症の方には、ゆっくり話す! 言語情報、聴覚情報!! 視覚情報も駆使します!!!
認知症の方は、一次聴覚野(音刺激を受ける聴覚中枢)や聴覚連合野(言語等の聴覚的理解に関与)に障害が起きてきます。人の言ってることが聞き取りにくくなってきます。そこで、ゆっくり喋ったり言葉に強弱をつけたり、間を開けたり、体の動きを使ったりもします。相手に思いを伝えるためには、三つの情報があります。一つ目は言語情報です。言葉を単に伝えるだけです。二つ目は聴覚情報です。伝える言葉に強弱をつけたり、声に大小をつけたり、イントネーション、間を開けたりの工夫をします。三つ目は視覚情報です。手足や体全体の動き、顔の表情や視線の変化、ボディランゲージを駆使します。伝達率は、言語情報が8%、聴覚情報が38%、視覚情報が54%です。
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