先日退院することがむつかしい利用者の方が、「サービス付き高齢者向け住宅こもれび」を退居されました。10部屋しかない内の2室がほとんど同時に空き室となりました。正直、体は少し楽になりましたが、夜になると少し寂しい気持ちになります。そんな中、8月8日の土曜日に家族の方と一緒に高齢の女性が来られました。直ぐに入居契約をしたいとのことでした。その早急さに驚きましたが、昨年の6月開園時の内覧会にこられており、もし入居するならここにと決めておられたとのことでした。何か不思議なご縁をかんじました。感動もしました。体の中に熱いものをかんじました。高齢者の方が自宅を離れる時は、けがなどにより自宅で生活することに不安を感じた時が一番多いように思います。住み慣れた所で生活することが一番幸せなことだと思います。他の場所に移り住むことには、一抹の不安と少しの無念さもあるかもしれません。私は「こもれび」に来て良かったたと心から思えてもらえるように、最善の努力をしていきたいと思っています。共感と受容を大切に愚直に、正直に、まっすぐに接していきたいと思っています。