藤原道真の飛梅伝説にも出てくる「東風」が吹き、春告草と言われている「梅の花」が咲き、先日「春一番」が吹きました。例年なら春告鳥である「鶯」が、春を告げに来てくれます。今年は思わぬ方々が春を告げに来てくれました。「百福くらぶ」のボランティアの人達でした。銭太鼓があり、踊りもあり、歌謡ショーもあり、本当に盛りだくさんでした。歌は声量があり本格的でした。銭太鼓は出雲地方に伝わる民族的なリズム楽器で、1本の竹筒の中には、両端合わせて五円玉が6枚、竹筒2本合わせると12枚入っています。12という数は12か月つまり1年を意味しています。「1年間の幸せをもたらす」という言い伝えがあるそうです。「百福くらぶ」の皆さんは温和で柔和で本当におだやかな雰囲気を持たれていました。利用者の方々も春の訪れを感じさせてもらった思います。本当に春が待ち遠しくなりました。