平成29年2月10日、今季1番の寒気が襲来しました。寒さの象徴でもある西の山の積雪も見られました。本当に寒い朝でした。そのような寒さなぞ一瞬のうちに吹き飛ばすような出来事が、「デイサービスこもれび」に起こりました。なんとアルプスの少女ハイジが来たのです。本名、蔵田亜由美さん、「ホルン」の出張演奏もされています。2月に愛媛県で演奏が入ったとのことで、このようなご縁を持つことができました。昨年、「ホルン」の演奏ボランティアはいかがですかという内容の丁重なお手紙を頂きました。このお手紙から蔵田さんの誠実さが直ぐに伝わりました。即座にボランティア依頼のお電話をいたしました。今日、「ホルン」の演奏を聴かしていただきました。本物の心の癒しを初めて体験しました。長い木の「ホルン」が「アルプホルン」です。このアルプホルン、スイスの牧場で羊や牛を呼ぶ時に集合合図として吹いていたそうです。悠然、悠悠、大らか、アルプスの山々を連想させるような演奏でした。温和で柔和でソフトで夢心地にさせてくれるような音色です。夢の中にいるような40分でした。蔵田さんは40分の間ずっと、山口県熊毛郡平生町の方言で話されました。しかもゆっくり、ゆっくりとです。素朴、誠実、清純、このような言葉がほんとうに似合う女性でした。「春告草」と言われる梅の花が咲き始めました。蔵田さんは「白梅」を連想させるような方でした。今日、山口県平生町から愛媛県の「デイサービスこもれび」へ飛んできてくれました。「デイサービスこもれび」にも今日「飛梅伝説」が誕生しました。蔵田亜由美さん、本日はすばらしい世界に連れて行ってくださり本当にありがとうございました。