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私物に勝る福祉用具なし! 「帰宅願望」と「私物」!! 「ぬいぐるみ」と「人形療法」 

「デイサービスこもれび」の利用者様に、帰宅願望のある方がおられます。午後になるとお家へ帰りたいと言われます。認知症になられています。よく考えてみると、帰宅願望は認知症の方にだけにあるものではないと思っています。健常者でも夕方になれば家に帰りたくなります。結局、利用者様に帰宅願望があるうちは、「デイサービス」が居場所としてあまり良くないということになります。「居場所作り」と「役割作り」この二つは、密接な関係があり、どちらも重要なものです。その他に認知症対策として、一番効果のある福祉用具は「私物」と言われます。そこで、帰宅願望の強い認知症の利用者様をお迎えに行った時、お家で大切にしている「くまのぬいぐるみ」を、利用者様と一緒にお連れすることにしました。帰宅願望が少しなくなったような気がします。