「高齢者の体調不良の原因は、水分と排泄」、松本先生、今月もありがとうございました。
12月27日、今月も「生活リハビリの達人」こと松本健史先生に「デイサービスこもれび」へ来ていただきました。毎月 言いますが、はるばる京都の与謝野町からです。京都と言っても日本海側にあり、積雪が毎年50センチ前後になるそうです。その上、今年最後の出張が愛媛県だったそうです。来年はきっと良いことがあるように思います。幸運が訪れる予感がします。1度だけ宝くじを買おうと思っています。さて、今回のテーマは「排泄」でした。「こもれび」のベテラン管理者(71最)がいつも口にします。「高齢者の方の体調不良の原因は、80%程度、水分か排泄だ。」、誰も異論はありません。管理者が高齢だからです。非常に信憑性があります。言葉にも重みがあります。ご家族と高齢者介護に携わっている職員からの悩みが多いのも「排泄」についてです。松本先生からは、食事動作にしろ排泄動作にしろ問題のある動作を10個に分けてみればというアドバイスをいただきました。また、「排泄には、プライドと言う問題が絡んできます。そして、排泄介助には良い関係性を作っておくことも大切です。」このように言われていました。「リハビリと言うと、歩行訓練や筋力の向上などを想定するが、尿意や便意の復活も機能訓練の大きな役目です。」とも言われていました。私自身、仕事の経験から排泄の問題は自立支援と大きく関わっていると思います。トイレやポータブルトイレから「オムツ」に変わると、身体的な残存能力の低下が著しく、「認知症」という大きな波が襲いかかってきます。精神的な自立もすぐに蝕まれます。排泄の大切さと、排泄動作について本当にわかりやすい説明をしていただきました。今回も「こもれび」の職員にとって有意義なお話でした。松本先生、ありがとうございました。
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