命と花! 春には花!! 花は癒やしをくれます!!!
「デイサービスこもれび」の送迎中に興味深いことがありました。職員が97歳の利用者様をお迎えに行った際のお話です。季節は春分から晴明に移りもう二日ほどで降雨となります。一年のうちで最も花々が咲き乱れている気候です。外は様々な花が鮮やかな色で、人の目を楽しませてくれています。その光景を車窓から見た97歳の利用者様がひとこと言われました。若い頃は、咲いている花を見ても「ああ、きれいな花が咲いている。」ただ、それだけだったけど、「今はその美しさが心に染み込んでくる。」そう言われていたそうです。人の命には終わりがあります。これは誰もが通る道です。終わりが近づいてくると、無意識のままに美しいものを良き思い出として、心の奥底にしまっておこうと思うのかもしれません。少し重く悲しいお話ですが、心が洗われるお話しでした。 (所在地:愛媛県西条市)
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