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行く年、来る年、年始めに思うこと。

平成28年の師走も瞬きをする暇もなく過ぎ去りました。「デイサービスこもれび」では、12月24日にクリスマス会がとりおこなわれました。みんなで飾り付けたクリスマスツリー、みんなで作ったクリスマスケーキ、仏教もキリスト教も関係なく楽しいクリスマス会でした。26日には毎月来ていただいている「百福くらぶ」の皆さんが銭太鼓を鎌倉順子さんが今回もボリュームのある美声で歌を、また尾崎光昌さんが哀愁漂うハーモニカで「きよしこの夜」等を演奏してくれました。忘年会も終わり西の山に雪が降りました。西の山に雪が積もると本格的な冬の寒さが訪れると言われています。気を引き締めて新年を迎えようと思います。除夜の鐘が鳴り響いています。平成28年も去ろうとしています。少し名残惜しい気がしています。一夜が明けました。「明けましておめでとうございます」私に尋ねることもなく、酉年の平成29年がやって来ました。お正月です。西の山には雪がありません。冬なのに日が当たり柔和な表情をしています。数日前の雪を被った厳しい表情はどこにもありません。同じ山です。山も雪が積もれば、寒さを訴えているかもしれません。日が当たれば、安堵感を漂わせているかもしれません。そんな気持ちに共感し、そんな気持ちを受容する。しかし同じ山であると言う本質は見誤らない。そのような介護を志したい。そんな気持ちにさせられた平成29年の年初めでした。