意識が動く!体が動く!!動き出しは利用者様から!!!主体は利用者様

「デイサービスこもれび」の「生活リハビリ研修」を再開いたしました。できるだけソーシャルディスタンス(社会的距離)を取っての実施でした。講師は今回も「生活リハビリ」の達人、「松本健史先生」に来ていただきました。京都府与謝野町(日本海側)からです。本日は自家用車で来られたそうです。朝5時に出られたとのことです。本当に感謝致しております。さて今回から4回連続で「動き出しは本人から」というテーマで実施することにしました。本人とは利用者様のことです。職員に「動き出しは利用者様から」という意識があるかないかで、介護、介助が、利用者様主体か、職員主体かが決定されます。職員に「動き出しは利用者様から」という意識があれば、利用者様の小さな動きにも気をつけるようになります。感じるようにもなります。そして「待ちの介護」ができるようになります。待っている時も待つという感覚ではなく、利用者様の時間・空間に入っているような感覚になります。利用者様と同じ時間を共有します。利用者様と一体化します。そう、阿吽の呼吸の如くです。松本先生がある職員に問いかけました。「動き出しは利用者様からという介護をすると、どんな感じがしましたか。」と、その職員はこう答えました。「丁寧な言葉になりました。そうすると介護も丁寧になっていました。」と、そうなんです何故か、「動き出しは利用者様から」という意識を持つと、介護をする時、言葉が自然と丁寧になると同時に、介護も丁寧になるという不思議な現象が出てくるようです。言葉がけをします。そして一呼吸、二呼吸、三呼吸と待ちます。そうすると利用者様の意識が動きます。次に体が動きます。利用者様に主体性が生まれます。生きるチカラが湧いてきます。それを待とうと思います。

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