「くもん学習療法」は「学習」ではなく「療法」です!職員も成長します!!!

昨日、四国中央市で開催された「くもん学習療法のオープンポストシンポジウム(四国版)」に私を含めて3名が「デイサービスこもれび」から参加しました。3名は「マスター」という資格を持っているため、単位を取得しておく必要があるというのが最大の理由でした。「くもんの学習療法」は子供が行う「くもん学習」と異なり、学力の向上が目的ではありません。「学習」は手段にしかすぎません。個人の知的能力よりも少し簡単な「読み書き、計算」等を行うことで、前頭葉の血流を良くして認知症の予防、改善を図ることを目的としています。学習療法を実践する職員は、とにかく褒めます。褒めながら、回想法を利用しながら経験談を話してもらいます。昨日のシンポジウムの発表で記憶に残っている言葉を書いておきます。・褒めながら学習療法を行うことで、利用者様の笑顔が増えた。 ・人格を尊重した言葉かけができるようになった。 ・一人一人とゆっくり関わることができだした。 ・職員の成長にも役立った。 ・自分自身の人間性を高めることができた。 ・「学習療法を実践した職員は、声掛けが違います。」と力強く言っていた発表者が印象深く思い出されます。「良い声掛けができだした。」いわゆるコミュニケーション力(りょく)が付いたということだと思います。コミュニケーション力こそ介護の基本だと思います。

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